BAQ08V

Analog Inputでデータ変換設定なしとした場合、コンフィギュレーション機能の「BACnet Object」→「一覧表示」のPresentValueが全て「0」で表示されています。(シーケンサのバッファメモリ上には数値が格納されています。)どうすればコンフィギュレーション機能で値を確認できますでしょうか。

コンフィギュレーション機能の「BACnetObject」→「一覧表示」に表示されているPresentValueの値は現在の値となります。バッファメモリの値がPresentValueに反映されていないと思われます。
「データ変換なし」に設定した場合は、AIと割り付けを行ったバッファメモリアドレスの+2と+3に32bitの実数を格納する必要があります。
⇒格納されている数値が32bitの実数であるか、また、値が格納されているアドレスが、割付を行ったアドレスの+2、+3であるかをご確認ください。
(掲載日:2017年4月1日)

上位側中央監視装置からの時刻設定要求を受けるための設定方法を教えていただけますでしょうか。

TimeSynchronizationを受信するための設定は、特に必要ありません。
上位側中央監視装置からTimeSynchronizationを受信すると、バッファメモリの17~24番地に受信した時刻が格納されますので、ラダーにて時刻合わせを行ってください。※詳細はBAQ08Vマニュアル「4.1.24. Device Object Type(DV)」の「(2) 基本的な操作方法(DV)」をご参照ください。
(掲載日:2017年4月1日)

BAQ08Vは単独でカレンダースケジュールなどを実行することはできますか。(BACnet上位側中央監視装置がダウンした時にもスケジュールを実行する必要があるという想定)

はい、BAQ08V単独でカレンダースケジュールを実行できます。
カレンダースケジュールの設定は、Web画面、または、上位側中央監視装置より行うことができます。
(掲載日:2017年4月1日)

上位側中央監視装置から上下限の設定値が送られ、上下限警報を出力することになるのですが設定方法がわかりませんので教えていただけますでしょうか。

上下限警報を出力する場合は、HighLimitとLowLimitに値をセットしてもらうだけでなく、LimitEnableプロパティおよびEventEnableプロパティをTrueにする必要があります。
これらのプロパティは上位側中央監視装置からセットしてもらうこともできますし、
BAQ08Vの設定用Webページから直接手入力で設定することもできます。
上記設定がされていると、11~13ビットにEventStateの値
(正常時:0、上限異常時:3、下限異常時:4)が自動的にセットされます。
(掲載日:2017年4月1日)

通信プロトコルを電気設備IEIEJ-G-0006:2006に設定したのですが、参入/離脱時にSystemStatusのCOV通知を行いません。何か原因があるのでしょうか。

DeviceオブジェクトのRestartNotificationRecipientsプロパティに通知先の宛先を登録する必要があります。
(掲載日:2017年4月1日)

AccumulatorオブジェクトがCOV通知をサポートしていないので、HIM側からのCOV応答要求に対してBAQ08Vからエラーを返すことはできますでしょうか。

AccumulatorのみSubscribeCOVに対してエラー応答することはできません。DeviceオブジェクトのProtocolServicesSupportedプロパティのSubscribeCOVをFalseにすることにより、全てのSubscribeCOVに対してエラー応答することは可能です。
(掲載日:2017年4月1日)

相手デバイスの生存確認を行うことはできますでしょうか。

相手デバイスの生存確認は、BACnetモニタ機能で実現できます。BACnetモニタ機能で相手デバイスのSystemStatusPropertyを指定することで監視が可能となります。
(設定 マニュアル 6.13.10-6.13.11を参照してください)
(掲載日:2017年4月1日)

電気設備学会既定のオブジェクト授受用CSVファイルの提出を求められたのですが、どうすればよろしいでしょうか。

コンフィギュレーション機能のメニュー「設定」→「BACnetObject」の 「エンジニアリング受渡し用CSVファイル取得」右クリックで保存できますにてcsvファイルを保存してください。
(掲載日:2017年4月1日)

HIMとBAQ08Vがきちんと通信できていないように思えるのですが、どうしたらよろしいでしょうか。

コンフィギュレーション機能の「通信ログ」を確認することができますので、相手デバイスのIPアドレスからのパケットを受信しているか確認して下さい。
(掲載日:2017年4月1日)

AccumulatorのPresentValueが変化した場合に、COV通知させることは可能でしょうか。

AccumulatorオブジェクトのCOVは、PresentValueの変化タイミングでは通知されず、StatusFlagsの変化タイミングでのみ通知されます。ただし、定周期でCOV通知を行う設定になっている場合は、StatusFlagsの変化に関係なく、定周期で送信されます。 
(掲載日:2017年4月1日)

BAQ08Vの動きが遅いです。Web接続にも時間がかかります。何か原因があるのでしょうか。

コンフィギュレーション機能の「BACnet詳細情報」の「SleepTime」の設定をご確認ください。BAQ08Vのユニットが、バッファメモリの値を全て読み出してから、次回バッファメモリ読み出しまでのアイドル時間(単位:ミリ秒)を指定できます。この時間を長くすることでBAQ08Vの負荷が下がりますが、バッファメモリの値がBACnetに反映されるまでの時間が長くなります。BAQ08Vに高負荷がかからないよう、通常は100(ミリ秒)以上の設定を推奨します。(デフォルト値は200)
(掲載日:2017年4月1日)

WeeklyScheduleを設定し動作させようとしたところ、時間になっても登録オブジェクトに出力が出ません。解決方法はありますでしょうか。

基本的に実行スケジュールはユニット起動時(電源投入時)および日替わりのタイミングで行います。よってWebからWeeklyScheduleやExceptionScheduleの変更を行っても、すぐには反映されず、電源の再投入や日替わりのタイミングで反映されます。
なお、外部からのWritePropertyによる変更の場合は、書き込まれたタイミングで実行スケジュールをつくり直す仕様になっていますので、問題ありません。
(掲載日:2017年4月1日)

IPアドレスを忘れてしまいました。どうしても接続できません。接続する方法はありますでしょうか。

2つの方法があります。
①対象ユニットのバックアップファイルをメモ帳で開いてください。冒頭にIPアドレスが記載されています。(他のデータは文字化けしています)
②全データが消去されますが、装置を初期化することにより、デフォルトのIPアドレスに戻すことができます。初期化手順はマニュアルを参照してください。
(掲載日:2017年4月1日)

リストアを行ったら、Webのコンフィギュレーション機能に接続できなくなりました。(反応しなくなりました。)

IPアドレスが変わったためだと思われます。バックアップした際のIPアドレスで接続してみてください。
(掲載日:2017年4月1日)

Webのコンフィギュレーション機能に接続できない場合、どのような原因が考えられますか。

パソコンのIPアドレスを確認してみてください。サブネットワーク番号が一致していないと接続することができません。また、ウィルスチェックソフトなどが邪魔をしていることもありますので、一時的にファイヤーウォールを外してみてください。
(掲載日:2017年4月1日)